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トライアスロンの楽しさをみんなへ伝えたら幸せだな~と思いながら、基本のトレーニング情報を報告しています


by s_416
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宮古島トライアスロン【ラン編】

オッス!おら、カボスだ!

【スイム編】

【バイク編】
の続きで

【ラン編】

お着替えのテントで飯☆君とギャラパギョシュ木野君会った。


用意していたヴァーム缶を一口飲むと、生温いアミノ酸の液体は気持ち悪く、お着替えのテントで吐いた。

「うっゲッー、まずいっ」最悪の味でした。

その後、道路でも吐いた。


走り出しは脚は軽く感じました。

前にギャラパギョシュ木野君が見えます。

なかなか追いつけない。


5K手前の坂でやっと追いつきました。


ようやくエンジンがかかってきたと思ったら、


後ろから軽快に「桑原選手」に抜かれた。

宮古島トライアスロン【ラン編】_d0060984_0291754.jpg


キロ4分のペースで2K程の距離を並走。

「くそっー!、負けんぞ!」


給水地点で少しロスし、ジワジワ離されてしまった。


サブスリーを達成するには、

「いまのペースだな」っと

わかった。


10K地点を過ぎると、

「篠崎選手」が見えてきました。


すぐには差が縮まらず、


18Kぐらいでパスした。
宮古島トライアスロン【ラン編】_d0060984_0292781.jpg


バイクでいい順位になると

ペースを守るような

走り方が出来ます。



いつもは前半はオーバーペース気味なので、

かなりキツかッた。

つぶれるリスクがあるので、

ここはかぼすペースを維持しました。


折り返し手前で、


飯☆君が3位になってた。


ランスタートは同じぐらいだったのに、

すごい走力だと感心した。


折り返してきた選手を

1、2、3、4、と数えていくと


現在8位、

体力温存していたので、


まだまだ余力ありです。




折り返し地点で、



あっ、


宮古島の門番「藤原選手」です。


一瞬で抜かれました。


ペースが違いましたね。


跳ねるように走るのでなく、

すべるような体重移動、

蹴り足は大きく上がっていました。

宮古島トライアスロン【ラン編】_d0060984_0293758.jpg


現在9位。


折り返してから、


1分差に「竹内選手」


3分差に「松田選手」。


「やべーぞ!」


こっから本気モードに切りかえろっ。


「スーパーかぼす君」になれ!



が、動かん。



そう言えば、


これまで満足にエネルギー補給していなかった。


エイドでバナナとジェルとセンズ(?)を食べ、

少しは力が湧いてきた感じがした。


それでもヨタヨタ走りのまま、


30K手前で、


「竹内選手」に抜かれました。


現在10位。


30K地点で8秒差、


35K地点で33秒差と「ジワジワ」広がっていった。


「後ろもからも来るし、もうダメなのか?」


諦めかけていた。


一緒の選手達から


「かぼす、がんばれー、かぼすアターック」って


応援もらって元気でた。

「イチかバチかやるしかねーぞ!」
宮古島トライアスロン【ラン編】_d0060984_0294834.jpg


気持ちが折れそうな時、いつもこの歌が聞こえてきます。


SEAMOの「Continue」です。


「負けたら終わりじゃなくてやめたら終わりなんだよねどんな夢でもかなえる魔法 それは続けること」

このフレーズがリピートを始めました。



これは昨年のアイアンマン・ジャパンと同じ。

「まだやれる!」


そして、ゴンちゃんの応援を貰って一気に加速っ!



「竹内選手」の背中が近づき、


空港近くで、


「かぼすアターック!」


ぬくっ。

宮古島トライアスロン【ラン編】_d0060984_0295985.jpg



が、


「竹内選手」のプロの意地、



絶対に離れてくれない。





脚も腕も「ブンブン」振り回し、


40K地点の5Kは22分。


「いいぞ!」





「絶対に後ろを振り向くな」っと

声が聞こえた。


「すぐ後ろにいるんだろうなぁ」







「竹内選手」はプロ級、

オラよりも実力はとてつもなく上だし、

もちろんランニングも速い。

でも、

「オラはこの宮古島大会に向けて頑張ってきたトレーニング量は絶対に負けてない。」

ここまできたら、

プロもアマも関係ない。




残り1K、

エネルギーはすでに空っぽ、

カラダはバテバテだけど、

心はバテていない。

ここで負けたら、

「自分のやってきた練習は何だったんだ」

と自問自答しながら、

あとは、そのレースに賭ける気持ち!



トラックゲートの門をくぐるとのこり300m。

あっ、

ゴンちゃんが笑顔で待っててくれました。

そして、

すぐ10m後ろに「竹内選手」です。



どうなる?


同伴ゴールを捨てて、


一人でゴールへダッシュするか?


いや、いや、


約束どおり、ゴンちゃんと仲良く手をつないでゴールするか?



うーん、悩む、、、




あっー、




ゴンちゃんの手をとって走りました。



いけぇー!



去年11位となり、一緒に流した悔し涙から一年間、


ゴンちゃんは鬼コーチに変貌した。




早朝からの泳ぎの指導。
 「苦手スイムがちょっとはマシになったよ」。

トラックでは100ラップ測ってくれました。
 「目がグルグル回った?」

バイクはサポートカーでお世話してもらいました。


身の回りのサポートをゴンちゃんが全て


やってくれたからオラもここまで頑張ってこれた。


だから一緒にゴールしたいんだよね。


「ありがとう」



くしゃくしゃ顔でかっこ悪いゴールシーンでしたが、

二人で勝ち取った宮古島トップ10内を喜びました。


家族、応援してくれた仲間、このブログを読んでくれた人達の為に、

「やればできる」って、このレースを通して成果を報告したかったんだよ!


「みんな応援ありがとう」。

総合9位、8時間22分7秒!

強く想えば夢ってかなうんだね。

宮古島トライアスロン【ラン編】_d0060984_0301063.jpg


無事ゴールできました。みんな応援ありがとうございました!!!
次のレースもガンバちゃうよ!!!
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by s_416 | 2010-04-28 00:40 | トライアスロン